プロローグ
ブログに書きたいことないし、誰かに何かを伝えたいとか発信したいとかもないので、とりあえず今日から日記を書いてみようと思います。目的は『毎日ブログを触ること』
私は小学校6年生から高校3年生くらいまでは日記を書いていました。珍しく続けられたことだったなあと思います(笑)
あの頃なぜ日記を始めたのか。思い返すと、きっかけは小学校5年生の終わりのホワイトデーでした。
私は毎年ちゃんとクラスの女子として、バレンタインデーにはみんなでお菓子を作って女子で交換したり、男子には義理チョコを渡したりしていました。そしたら当時、私のことを好きだった男の子から、ホワイトデーに手帳くらいの大きさのノートをもらったのです。(その子からはその後電話で告白されました。小学5年生で人生初の告白を受け頭が真っ白になり、え?と言ったきり固まってしまった私の横で、勘付いた母が笑っていたのを覚えています笑)
その頃は「交換日記」が流行っていたのですが、ふと自分だけの日記をつけてみようと思い立ちました。初めの頃は絵ばかり描いていましたが、だんだん文字が増え、毎日の出来事を振り返って文字に起こすことが楽しくなりました。あっという間にノートは最後のページを迎え、新しいノートを買ってもらい、遂にはちゃんとした“日記帳”に日々の出来事を綴るようになったのです。
本当に長く続きました。そこには私の青春が綴られています。小学校1年生から中学2年生まで片想いしていた男の子とのこと(長すぎ笑)。友達と話したこと、親に言われたこと、毎日感じていることを、ひたすら書きました。誰にも言えない心の声を綴りました。
誰に話しかけてるん?とつっこみたくなるくらいに下手な文章でしたが(笑)でも日記を続けたおかげで、文章能力は格段に向上したように思います。
一度だけ実家に帰った時に、数年ぶりに日記を開いてみたことがありました。夫と出会った時のことや、夫に片想いしていた時の出来事、その時感じたことなどがつらつらと細かく書いてあり、とてもおもしろかったです(笑)今読み返しても、こんなことあったっけ?と思い出せないことがたくさんあって、忘れてしまっているけど絶対にあったはずの夫との時間も、その日記の中でしっかりと生きていました。嬉しかったです。
日記をすべて読み返したいとは思いません。恥ずかしいこともたくさんあるし、思い出に浸るのもあまり好きじゃない。でも私がその時感じたこと、いつか忘れてしまうかもしれない時間や気持ちを、その時に書き留めておくことは、とても貴重で素敵なことのように思います。
だから、私はもう一度、日記を書こうと思います。誰に読まれることもないけれど、私のために書こうと思います。夫と家族になれて、新しいスタートを切った今、残しておきたいのです。
#031115 母が遊びに来てくれた
今日は、母が実家からはるばる遊びにきた。いつも母が来る時は、退屈させないように、疲れさせないように、どこに行こうか、何食べようか、どのルートで行こうかと色々考える。
母はやっと私が大学を卒業し、子育てがやっっっと終わったというのに、祖母の介護で毎日ストレスが溜まり、泊まりで旅行にも行けない。もっと早く子育てが終わっていたら、もっとお母さんが好きなことをして、他のお母さんたちのようにもっと楽しい時間を過ごせたんじゃないかなって思う。だから私は、せめてお母さんのストレスが少しでも軽くなるように、少しでも楽しい時間を過ごしてもらえるようにって思う。
私のために、どれだけ自分を犠牲にしてきたかな。何をしても返しきれないけど、これから親孝行して気持ちを伝えていきたいな。
母は私が産まれた時に「この子の結婚式が楽しみ!」と思ったそう。ずっとそれが楽しみだったと。その言葉にたくさんの想いが込められていて、聞いた時には私も胸が熱くなった。結婚式をして、本当に良かったと思った。
どうか、母が哀しい思いひとつせず、不安で眠れない夜がないような、柔らかな時間を過ごせますように。そして母の願いである、私が幸せになることを、私はこれからも全力で母に見せて行こうと思う。
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