十二単衣を着た悪魔
先日、係長におすすめの本を聞いたときに教えてもらった「十二単衣を着た悪魔」を、今日読み終えました。
この本は、内館 牧子さん著作の源氏物語をもじったお話です。
何をしても弟には敵わない主人公が、ひょんなことから源氏物語の世界に入ってしまい、源氏物語の登場人物と関わりながら、現実世界ではなり得なかった自分になって生きていくんですが、、
その源氏物語の登場人物がなんともおもしろくって!!!!
しっかり源氏物語の話に沿って描かれていくのでまるで『現代風の源氏物語』のように読みやすく、わかりやすく、めちゃくちゃにおもしろいのです!
源氏物語を読んだことのない私ですが、こんな話だったんだあと感心が高まり、ちゃんと読んでみたいなと思いました。
源氏物語をモチーフにした本はたくさんあるようですが、この「十二単衣を着た悪魔」の特徴は“弘徽殿女御”にスポットライトを当てていること。この“弘徽殿女御”、源氏物語ではほとんど出てこない脇役のようですが、この本では主人公が一番お世話になる女性で、千年前には似つかわしくない発言や行動が、確かに現代女性と似ているところがあって、とても魅力的なのです。
きっと読んでみたら、応援したくなりますよ!
なんだか自分も源氏物語に入り込んでしまったかのように、この物語や登場人物の魅力に吸い込まれ、この本を読み終わったあとも、「源氏物語についてもっと知りたい」と思っています。
なんとも余韻の残る、良き本でした。
映画もやってたみたいですね!見てみたいです!
今日の散々なできごと
さて、今日は朝から洗濯をしたものの、夫の大切な服に色移り(?)してしまい、おそらくその原因が私の新品のスカート(?)だと言われ、、漂白剤を買ってきてと言われて急いで買いに行き、、、大変な日でした(T_T)
いつも私のせいにされるし、「だったら自分でやれよ!」と腹がたつのですが、原因が何かわからないし、裏返しにして洗濯しなかった私が悪いということで、シミが落ちるよう全力を尽くしました。。
なんとか着れるくらいまで落ちたのでよかったのです(ほっ)。
夕方一緒に買い物に行こうと珍しく提案してくれて、いつもひとりで買い物へ行って1週間分の食材を買って帰るのめちゃくちゃ大変なのですごく嬉しかったのですが、結局いつも通り行く直前になって「やっぱりひとりで行ってくれん?」と!!「ふたりで買い物に行っても効率悪いから俺は包丁研いだり、ご飯すぐ作れるよう準備しとく」って、今日包丁とがなくていいし!準備そんな時間かからんし!重い荷物を一緒に持って帰ってくれる方がありがたいのに!と思っちゃって、、( ;∀;)
なんだかなあ、私は彼のために尽くしてるつもりなんだけど、同じようにはしてくれないよなあ。私を気遣ってくれたり、優しくしてくれたり、心配してくれるのっていつも両親だったし、今もそう。私は夫のことを1番に考えて生活しているけど、私を1番に考えてくれているのは両親しかいないと、改めて感じてしまう。
そしてたまに「この人はひとりで暮らしとんか?」と思うような言動が見られる(笑)妻と言えども親じゃないんやから、一緒に暮らすには気遣いや思いやりって必要やと思う。それがないと、一緒に暮らすことがしんどくなる。1人の方が楽やと思ってしまう。
他人と暮らすって難しいけど、思いやりがあれば絶対うまくいくねんなあ。
そんなことを考える今日の終わり。
今からお風呂に入って22時から坂口健太郎を拝めて寝ることにしよう。
明日もがんばるどん。
コメント