こんにちは٩( ‘ω’ )وたぬきちです。
久しぶりの土日2連休で、昨日は旦那も特に予定がないとのことだったので、私のやりたいことに付き合ってもらった土曜日でした。
午前中に掃除を済ませ、お昼は旦那の得意料理ペペロンチーノを作ってもらい、14時くらいにHARBSへ行ってケーキを食べ(ひとつ980円もする。ランチ食えるやん!)、ユニクロでインナーを買って、映画を見て、餃子の王将で晩御飯を食べて帰るという、最高すぎる休日。
映画は今話題の(?)“花束みたいな恋をした”を見にいきました。
これ実は、友達から「これまで見た映画の中で一番おもしろくなかった。」と言われていた映画(笑)
あまり期待せずに見にいきましたが、これがなんと、ものすごく良い映画でした。(個人の感想です)
なんてことないカップルの話で、特に何が怒るわけでもなく、淡々と過ぎていく日々が描かれるんですが、ふたりの会話とか些細な喧嘩とか、その時の空気感や発する言葉とかが、なんか「え?これ私たちの会話じゃない?」て思えるんです。
「こういう会話、昔あったな〜」とか、なんだか知ってるんですよ、自分の記憶の中に。
不思議な映画でした。こういう淡々と過ぎていく映画、旦那は絶対好きじゃないはずなのに、終わった後に「よかった」と言いました。(まあ最初の方は「おもんない」と口パクで訴えかけられていましたが。笑)
ふたりが出会ってから別れるまでの5年間のお話しですが、やっぱり何と言っても「終わり方」がよかった。あのシーンは本当に、自然と涙が出たなあ。自分でもなんで涙が出るのか、なんの涙なのかもよくわかりませんでしたが、溢れ出るものがありました。
別れたあとのふたりも素敵で。お互いに今でも特別なんだなあと、それでもうまくいかないなんて。私も今の旦那と初めて付き合ってから2年半で別れました。何かがあったわけでもなく、嫌いになったわけでもないけど、喧嘩が増えてうまく行かなくなりました。人は、こうして別れていくんだなと感じました。
それでも3年後、私はまた旦那と再会し、復縁しました。別れたあともお互いに特別な気持ちは変わらなかった。麦と絹も、いつかそうなればいいなあと個人的に思いますが、でもあのふたりはきっと、ずっとあのままで、お互いに違う人と結婚するんだろうなあ、とも思います。
恋愛と結婚は違う。
好きだけでは一緒にいられない。
好きで付き合ったはずなのに、お互いに大人になるに連れて社会に揉まれたり、いろんな出会いを重ねて少しずつ変わっていく。その時も、同じ価値観、同じ気持ちでいられるか。
見終わったあと、旦那と映画について話しました。旦那は麦くんの気持ちがよくわかると。私は絹ちゃんの気持ちがよくわかると、言いました。やっぱり、男女の価値観や考え方の違いって、あるのかなあと思います。
いつまでも余韻の残る映画でした。もう一度観たいなと、思います。
みなさんも、ぜひ。
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