こんにちは!たぬきちです٩( ‘ω’ )و
今日は、看護師のみなさんが気になっている「保健師ってどんな感じ?」という疑問に対して、少しでもイメージが着くように、看護師として働いたことのある私が、行政保健師(公務員)になってよかったと感じたことについてまとめたいと思います!
保健師になってよかったこと
身体的負担が少ない
看護師をしていた頃は、一日中病棟を走り回り、座れるのはほぼ昼休憩のみ。夕方、定時を過ぎても処置が終わっておらず、残業をして走り回ったあと、やっと記録に入れる〜!と言いながらやっと座ることができるという生活でした。(これは明らかに私がいた病棟が忙しかったため笑。もちろんそうじゃない病院もあります!!!!!!)
それに比べて保健師は、ほぼほぼデスクワーク。区役所で母子や高齢者担当になった場合は、訪問に行ったりすることはありますし、私が所属している感染症の部署も検体回収などで外勤することはありますが、私の部署は8割はデスクワークです。
ほぼ座ってます。なんやったら、コーヒーとか飲んじゃってます。小腹がすいたらお菓子食べます。
こんなこと、看護師にできます??できないですよね。ありえないですよね。よくアフターファイブとか言いますけど、看護師は身体的にも負担が大きいので、アフターファイブにジムに行くほどの体力は残っていません。しかし保健師になって初めて、アフターファイブにジムに行けるほど有り余った体力を実感しました。
私的にはこれが一番、保健師になって驚いたこと&転職してよかったと感じたことです(他にないんかい)
おしゃれして仕事に行ける
看護師って、どんだけおしゃれしても病院に着いたら着替えるじゃないですか。ナース服ってそれはそれで素敵なんですが、「どうせナース服着るし」ということで、私は家から病院まで徒歩5分だったのこともあり、オシャレなんてする必要もなく、毎日スウェットジーパンスニーカーで仕事に行っていました。。。(これは私の問題)
保健師は、オフィスカジュアルでの出勤です。外勤の時は動きやすい格好をしますが、それ以外は主にオフィスで仕事なので、パンプスも履きますし、スカートも履きます。髪も下ろして、巻いたりもしてます。モチベーション爆上がりです。服に気を遣うって、なんて素敵なことなんだろう?って思いました。
長期休暇がある
れはもう、看護師から保健師に転職する上で一番と言っていいほどのメリットではないでしょうか。
看護師なら誰もが一度は憧れる「土日祝休み・夜勤なし」
私はずっと、世間の休み気分と合わない生活が嫌でした。年末年始もゴールデンウィークも休みたい!私も「華金〜♪」と言ってみたい!!と思っていました。
看護師のころは、世間と休みが会わず、世間がゴールデンウィークやシルバーウィークの話をしているのを横目でにらみながら働いていました。必ず誰かがいないといけない病院で、カレンダー通りの仕事なんてできるわけがありません。
それに比べて保健師は、ちゃんと金曜日があって、土日祝日があって、仕事中に年越しをすることもありません。夜中におむつ交換をしながら「自分何やってるんやろう」と思うこともありません。世間と一緒に華金を楽しみ、日曜日に絶望することができます。
まあこれは、「平日休み」を看護師のメリットと考えている方にはあてはまらないかもしれません。それに「5日勤とかできない」と思っておられる方が多いと思いますが、個人的にはぜんぜんいけます。看護師の5日勤と保健師の5日勤は全然違いますよ!看護師の1日は保健師の3日分の疲労感があると私自身感じています(笑)
時間外勤務をしっかりつけられる
これは病院によってはしっかり付けている所もたくさんあると思いますが、私のいた病院はそうではありませんでした。サービス残業が多かったなあ。。。しかも申請もパソコンじゃなくて手書きで、リーダーのサインも必要で(めっちゃアナログ〜)、ちょっと残業したくらいではなかなか付けられませんでした(ブラックすぎ笑)。
しかし!今は15分単位で残業が付けられる!!なんて素晴らしいの!!(前職とのギャップがすごすぎて感動)さすが公務員!!働いたら働いた分だけ、しっかり返ってくるのね!これはメリットでしかありませんでした!!
好きな時に年次休暇が取れる
看護師のころは、師長が勝手にシフトに有給をぶっこんで勝手に消化されていました。あれ、なんやったん?うちの病棟だけかな?なかなかにおかしなシステムですよね。
結局、退職するときも消化なんてできるわけなく、師長に有給使って最後は休みたいと相談すると「せいぜい3日くらいかな」と言われました。(いやもう、本当、今思えばおかしすぎるけど、あの頃は感覚が麻痺してたから、そんなもんか〜て思ってた笑)
それが今では?好きなときに自分で休みが取れる。急に明日休みたい!ってなっても、全然大丈夫。しかも、時間休もしっかり取れるので、「今日は早く帰りたい・・・」って時も、その日に申請すれば問題なし。世の中の人々は、みんなこうやって有給使ってたん?最高すぎん?と感動しました。
社会人マナーが身に付く
看護師として働いていると、医療の知識には長けますが、どうも世間一般とは世界が違うみたいで。社会人としてのマナーというのが、意外にも身につかないんですよね。名刺の渡し方とか、挨拶の仕方とか、敬語の使い方とか。そういったマナーの面では、割とゆるいのが看護師だと思います。
保健師になって初めて名刺を作って、さまざまな人と関わるようになって、なんかやっと世間に出たって感じがしました。文章の書き方やメールの送り方など、知らないことも多かったです。勉強になりました。
幅広い人脈が生まれる
看護師をしていると、病棟の中で1日が終わるので、関わる人って結構限られてきますよね。公務員になって思ったのは、本当にいろんな人と関わるってこと。部署の違う人との関わりも多いし、3〜5年で必ず部署が異動になるので、その度に新しい出会いもあり、人との繋がりも増えていきます。それは公務員としての素晴らしいメリットだなと思いました。それに、やはり公務員というだけあって、一定以上学識のある人たちが集まっているため、出会う人の質もものすごく高いと感じています。
まとめ
どうでしたか?なんだか私の偏見で、保健師の仕事内容に関することよりも、働き方の方に視点が行ってしまいましたが、要するに、看護師から行政保健師に転職してよかったと思えることは、やはりその「働き方」にあるように感じます。今後、出産や子育てのことも視野に入れると、行政保健師になってよかったなと、心から感じています。
ただ、これは私が感じた個人的な感想。それに、私が配属された部署は現在、コロナによって土日祝日も出勤になっているし、そもそも勤務形態がシフト制になっているため、思い描いていた公務員とは程遠い生活ですが(笑)それでも、メリットはたくさんあります。
もし質問などあれば、ぜひコメントしてくださいね٩( ‘ω’ )و
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